どの夫婦にも当てはまるED問題
結婚すると、家計の問題や育児・子育ての悩みなどさまざまなトラブルが発生します。
中でも深刻なのが、夫婦の夜の楽しみがなくなってしまうこと。
恋愛していた頃と違い、夫婦は「夫」「妻」という意識が強くなり、パートナーを異性としてみる意識が低下してしまうからです。
相手に告白した時の熱い想いは、どこかへ消え去っているといっても過言ではありません。
また、仮に夫がED(勃起不全)を患っていると思うように性交渉ができず、お互いのコミュニケーション不足の原因になりかねません。
現在では、成人男性の1130万人がEDといわているほど、かかりやすい症状の1つ。「私たち夫婦がEDではない」と考える方は多いと思いますが、身近な症状であるEDは夫婦に関係のない話とはいえません。
だからこそ、男性のみならず女性もEDについて正しく理解し、夫の支えとなって克服する手助けをしていこうという姿勢が大切なのです。
EDを克服する方法
EDになると、夫婦のコミュニケーション頻度が低下するといわれています。
夜のコミュニケーションが減るため、お互いに愛情を表現することや愛情を受け取ることも困難になり、そのような日々が続くと夫婦間でギクシャクした雰囲気が漂い始めます。
実際に、EDによってすれ違い起こした夫婦が、半年あるいは1年以上も経過していることは珍しくありません。
EDは男性だけでなく、夫婦に亀裂が走る深刻な病気の1つでもありますので、夫EDを患っていた場合、妻は積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。
たとえば、寝る前に夫との会話を増やしたり、軽いスキンシップをしたりと方法はいくらでも考えられます。
夫と妻がEDに深い問題意識を持つことが、EDを克服する方法といえます。
ED治療の流れ
男性の多くは、EDを恥ずかしい病気と捉えたり、男としてのプライドを傷つけられたと捉えます。
しかし、ED治療はそこまで難しいことは行いません。
具体的には、医師から渡される問診票の記入や診察での医師からの質問を受けたり、血圧検査や心電図検査などが治療の流れですので、ほかの患者さんにEDと知られる心配もありません。
ED治療を専門にするクリニックでも、男性看護師のみで行っているところがあり、訪れた男性にできる限り配慮した空間を設けています。
診察を通して医師が適切なED治療を処方し、それを服用しながら治療を進めていく流れです。
最初はためらうかもしれませんが、「診察してよかった」と思うはずです。EDを改善すると、仕事もプライベートも楽しく過ごす方は多いですよ。