子供にお手伝いをできるだけさせる
子供がある程度物事を考えられるようになると、お父さん、お母さんのお手伝いをしたがります。お手伝いをしたがるというか、お父さん、お母さんの真似をしたがるという表現の方が正しいかもしれませんね。子供は大人の真似をしたがります。そのためお父さん、お母さんがやっている事は何でも楽しそうに見えてくるのです。
子供が何かをしたいと言う時、なるべくそれを遮ってはいけません。ちょっと危険なことでもよっぽどの事が無い限りおもいっきりやらせてあげたほうがいいでしょう。子供が心配なあまり、あれもダメ、これもダメとしてしまうと、子供が伸びる余地がなくなってしまいます。
さて、子供がどんな家事の手伝いをしてくれると、家族みんなで楽しみながら学べ、そして子供が成長するのでしょうか。家事の手伝いをさせるとき、なるべく子供がやりたいと手を挙げるものをやらせてみてください。こちらから指定した手伝いばかりやらせると、そのうち面白くなくなり、手伝い自体をしたがらなくなってしまいます。
お手伝いの内容
手伝いが出来る家事として、庭の草むしり、ほうきがけ、雑巾がけ、部屋の掃除などの掃除系の手伝い、お箸運び、お皿運び、おかたづけ、食材切りなどの台所仕事、買い物の時のカート運び、商品を取ってくるなど買い物でのお手伝い、洗濯物の取り込み、たたみなどが主なお手伝いではないでしょうか。この中でハードルが低いものと言えば庭の草むしりや掃除などの掃除系の手伝いではないでしょうか。
草むしりなどは楽しみながら、そしてちょっと脇道にそれても大丈夫なお手伝いです。時々様子を見ながら遊んでいても基本放っておいて、たまに草むしりをしているかどうかを確認する、子供は小さいので、小さいものの観察が非常に得意です。大人の見つけられないようなものをすぐに見つけることが出来ます。ちょっとずつ手伝いをすることが楽しいと思わせるようにしないといけません。
次に部屋の片付けですが、部屋の片付けは結構こまめに声をかけていかないと子供はしっかり出来ません。子供はもともと片付けが好きではないはずですので、できたら褒めて次をやらせる、この繰り返しをするしかありません。
男の子と女の子でもかなりこのお手伝いに対する姿勢が異なりますが、女の子は結構小さいころからお母さんの手伝いをしているものですよね。女の子はごっこが好きなので、手伝いもごっこの一貫としてやってくれるケースが多いようです。しかし大人の真似としての手伝いをしたがるので、危険な手伝いについては多少の危険度であればまずはやらせてみることが大事だと言えます。